日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2011/05/28

知っていましたか?農薬系の防蟻剤は、日本で主流でも、世界では非常識。使用禁止なのです。

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今回は、木造住宅、木造アパートを所有されている方にとって、人ごとではない「怖い話」をさせていただきます。

木造建築物は、地面から1メートルまでの木部には防蟻処理を行わなければなりません。これは建築基準法にて定められた最低限の処理です。
地面からやってくるシロアリ対策を行わなければ、家の寿命が縮むからです。
実は近年、海外から材木に交じり、アメリカカンザイシロアリという外来種が日本に生息し始め、猛威をふるい始めました。

この外来種は、空を飛びまわり、屋根から建物に侵入。しかも、いくつもいくつも巣を作り、一か所退治しても意味がなく、もはや駆除は、ほぼ不可能。
如何に予防をしておくかを最も考えなくてはなりません。

つまり、建築基準法で定められた、地面から1メートルの部分のみ防蟻処理だけでは、意味がなくなったということです。しかも、おかしな話になってしまうのですが、日本で使用されている防蟻処理剤は農薬です。
この農薬は健康を害すもので、防蟻剤を木部に塗布するときは大工さんはじめ職人さんが退避します。直接吸い込みたくないからです。


農薬は5年で防犠効果がなくなります。つまり5年後に再処理をするために、壁を剥がさなければなりません。でもでも、壁を剥がす人は皆無ですね。つまり、意味の無い処理を誰もが平然と行っていたわけです。
実は、この農薬による防蟻剤は、世界では非常識。使用禁止です。人体に安全なホウ酸による防蟻剤が主流となっています。

では、なぜ、日本の防蟻剤は農薬なのか?
ある団体が農薬使用で、益があるからと思われます(詳しくは書きません。)




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