日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

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2022/09/01

ホウ酸処理基礎講座 ホウ酸の毒性

シロアリ対策、腐れ対策でホウ酸処理が話題にあがることが多くなってきました。
ホウ酸処理は正しい知識がなければ期待している防腐防蟻性能を発揮させられないため施工者は知識武装が必要です。また、施工後は長期間責任があるため万が一のときにも対応を求められます。
正しい知識と技術を持って施工をし、長期間アフターフォローを行うための基礎知識をホウ酸処理基礎講座と称してご紹介します。





高卒歓迎 日本ボレイト

2022/07/11

富裕層向けのウェブメディアゴールドオンラインが面白い!

日本の住宅における断熱性能は、世界と比べると違法レベルの貧弱な性能なのはご存知ですか?

幻冬舎のゴールドオンライン(富裕層向けのウェブメディア) の高橋彰さんの連載を見ていくと勉強になります。

高橋彰さんのYouTubeチャンネルでは、柿沢未途先生とお二人で、日本の低レベルな断熱性能の原因は窓であると語っていたりと、ズバズバ業界関係者には耳が痛い話を暴露してくれています。


一般の人には建築会社さんを信じてマイホームを建てますが、その建築会社さんが世界と比べて最低レベルの家を建てているなんて信じがたい事実だと思います。

そして、日本の防腐防蟻性能(シロアリ対策、腐れ対策)も最低レベルである事実。

日本の建築基準法を見直すべき理由はたくさんあるんですが、なかなか各省庁は動きません。

世界標準である防腐防蟻を日本の風土に設計し直したボロンdeガードは、安心安全で効果がいつまでも持続するホウ酸をメインとした工法です。
マイホームの必須基本性能はホウ酸処理であり、最上級のホウ酸処理はボロンdeガードです。
詳しくは、当ブログのホウ酸処理基礎講座で紹介しています。





2022/07/04

ホウ酸を使いたがらない理由(防腐防蟻業界の闇(建築業界の闇))

ホウ酸を使いたがらないハウスメーカー、パワービルダーの裏事情が公開されました。


ホウ酸はすでに防腐防蟻剤として認定を受けています。
効果は長期間であり、シロアリだけでなく腐れまで予防することができます。
効果は長期間なので再処理をせずに、定期的なメンテナンスで建物を長持ちさせていくことができます。

そのホウ酸のチカラは世界中で常識になっています。

しかし、
日本のシロアリ防除業者だけはホウ酸のチカラを認めない
なぜか?

シロアリ防除業者がプロとしてホウ素系認定薬剤を正しく使用してくれれば全てが解決なのに使いたがらない
なぜか?

シロアリ防除業者の大人の事情、建築業界の闇が深く関係しています。
その理由はこちらで公開されました。
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合成殺虫剤によるシロアリ対策が良いと言う人に質問します。

合成殺虫剤を再処理し続けメンテナンスすれば良いというお考えを強調される人がいますが、壁内に合成殺虫剤を再処理できませんよね?壁内の防腐防蟻は不要ですか?
  • なぜメンテナンスできない部材にホウ酸を使っておかないんですか?
    この問に答えられないですよね。

ホウ酸がシロアリに食われているとシロアリ業者が言っていますが、その表現、正しくないですよね?

  • ホウ酸の用法用量を知らない業者が、ホウ酸の効果を発揮させられていなかったという表現が正しいですよね。
    ホウ酸が食われるなんて言っているなら、「僕は無知なんです」と言っているようなもの。
    笑われますよ。
    既に日本でも、日本木材保存協会から防腐防蟻剤として認定を受けている事実があります。
この質問をシロアリ防除業者さんにさせていただくことがよくあります。
誰一人答えられなくなって、二度と連絡取れなくなるんですよ。

シロアリ防除業者さんには、正しいことを正しく説明ができるようになってもらい、大人の事情にこだわらず、世のため人のために頑張ってもらいたいと思っています。

不実告知は絶対にダメです!




高卒歓迎 日本ボレイト
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2022/06/22

ホウ酸処理基礎講座 ホウ酸処理業者の選び方

ホウ酸処理が日本で認められて10年を経過しています。
そしていよいよ、ホウ酸処理が本格的に採用され始めました。
ホウ酸処理の採用事例が増えていますから。

安心安全でいつまでも効果が持続するため再処理不要のホウ酸処理は、理にかなっていますから全国標準になるのも時間の問題かと思います。

そこで、今回は、ホウ酸事業者の選択基準をご紹介します。

ホウ酸処理の業者選びの選択基準

ホウ酸は取り扱いが難しい上、従来から行われている殺虫剤と比べると面倒な薬剤であるため、慎重にホウ酸事業者を選択する必要があります。
そこで最も重要となるチェック項目をご紹介します。
  • ホウ酸換算濃度や処理量をコントロールできるか?
    ホウ酸換算濃度が20%未満であると施工回数が2〜3日必要になります。
    低濃度(20%未満)なのに1回で施工を完了される業者は無知なのか悪徳です。
  • 雨養生の必要性を理解しているか?
    雨がかかるとホウ酸を溶脱させてしまうため雨養生をどこまで行うのかを確認しましょう。
  • ホウ酸の溶脱をチェックする技術を持っているか?
    溶脱しているかどうかを判断できない業者に任せて良いはずがありません。
    実際に雨がかかった場合の対処方法を確認しましょう。
  • ホウ素系認定薬剤を使っているか?
    薬局で購入できるホウ酸は、高濃度にできません。
  • 材料の保管において温度までコントロールできているのか?
    薬剤の温度を管理できていないと結晶化が進み、本来求める防腐防蟻効果を得ることができません。(エチレングリコールを混入して結晶化をさせない薬剤もあります。)
  • ホウ酸と称しているが、有機溶剤入りだったりしませんか?
    ほぼほぼ有機溶剤とホウ酸塩を混合した商品が流通しているため、健康志向のお施主様には使用できませんし、そもそもホウ酸以外の含有物を説明しない業者が多いです。
  • 木材劣化生物の特性を勉強していない業者
    リスクの高い部位は念入りに施工を行う必要があります。
    また、万が一シロアリが発生した場合には率先して駆除をしてくれるかどうかがマイホームを長期間維持するためにとても重要になってきます。(何もしてくれない業者は要注意です。)
  • シロアリ保証がない業者だったりしませんか?
    シロアリ保証の有無はとても重要ですからその保証内容を必ず確認しましょう。
それらを全てふまえて、最上級の施工マニュアル化を行い、全国120拠点で地域密着サポート体制を実現しているのがボロンdeガード工法の施工代理店ネットワークです。


受賞歴

技術開発力及び商品開発力日本一の日本ボレイト(ボロンdeガード本部)が培ってきたノウハウは、数々の映えある賞をいただいています。

最上級のホウ酸処理ボロンdeガード工法の受賞歴は以下の通り
グッドデザイン賞
ウッドデザイン賞
キッズデザイン賞
エコプロアワード奨励賞

そして、ホウ酸配合気密シーリング材ボレイトシールは、
グッドデザイン賞

つまり、
ボレイトシールはグッドデザイン賞W受賞です。


おかげさまでシロアリ対策お客様満足度ナンバー1です。

最上級のホウ酸処理ボロンdeガードとは

そんなボロンdeガードを少しだけご紹介します。
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1次防蟻措置

1次防蟻措置として、ホウ酸配合ボレイトシールやホウ酸配合ボレイトフィラーを用いて、シロアリ侵入経路遮断処理を行います。

1次防蟻措置がなければ、いつかシロアリに侵入されてしまう可能性があります。
しかし、これを実行しているシロアリ防除業者さんが少ないのも事実!!

そして、2次防蟻・防腐措置
シロアリの侵入経路がある範囲は天井まで処理します。
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予算に応じて全構造材をホウ酸処理します。

木材がいつまでも腐らない、そしてシロアリに食べられない、
そして、
侵入さえも許さない家にしなければなりません。

ホウ酸の付着量を視覚的にチェックします。
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溶脱がありえるホウ酸処理ですから、チェックするのはホウ酸事業者として当然です。

そして雨養生
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また、アメリカカンザイシロアリの激震地では、ホウ酸ダスティング処理もご提案しています。


地面に依存しないアメリカカンザイシロアリは軒先の換気口から侵入してきたりと日本従来のシロアリ対策では防ぎきれないため、このホウ酸ダスティング処理で防御する必要があります。



まとめ

マイホームを計画され、シロアリ対策をご検討されたお施主様はホウ酸処理に着目されます。
しかし、業者選びを間違ってしますと、本来求めていた効果を得ることができません。
残念ながら最低レベルのホウ酸処理業者が多々存在していますから業者選びは慎重に進めましょう。

最上級のホウ酸処理ボロンdeガードのご用命はシロアリ駆除業者検索サイト「シロアリポリス」から検索することができます。
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2022/05/30

ホウ酸処理基礎講座 ホウ酸処理のデメリット(ホウ酸の溶脱について)

ホウ酸のデメリット(ホウ酸の溶脱)


ホウ酸は防腐防蟻効果がいつまでも持続する理想的な防腐防蟻剤です。
世界中で常識になっていて、日本でも認定薬剤として認められています。

しかし、ホウ酸のデメリットとしてホウ酸の溶脱があります。

ホウ酸の溶脱

ホウ酸の溶脱とは、ホウ酸処理部材に雨がかかる場合に起こりうる現象で、木材に含浸していたホウ酸が木材から抜け出し、木材から離れてしまうことを言います。

ホウ酸の溶脱は、雨養生をしっかり施せば解決できることなので心配することがありません。

これは、ホウ酸事業者は誰でも知っている基本中の基本です。

ホウ酸を全否定するシロアリ業者

日本のシロアリ業者だけはホウ酸を全否定していることが多く、その理由のひとつにホウ酸の溶脱をあげています。
ここからとても残念なお話になりますが、ホウ酸を検討される方は絶対に知っておく必要がある事実を述べます。

ホウ酸の溶脱を強調する悪徳シロアリ業者にご注意を

ホウ酸を使いたがらないシロアリ業者がホウ酸の溶脱を理由にホウ酸を全否定することが多いです。
先にも述べましたが、新築中なら雨養生するだけで解決できます。
既にお住まい中の建物なら床下に雨が降るわけがないためホウ酸の溶脱を理由にホウ酸を否定する根拠になっていません。

悪徳のシロアリ業者は、ホウ酸ではなく農薬系合成殺虫剤を使いたがります。
それは、ホウ酸の効果が長期間持続することで自分たちの仕事がなくなると思っているからです。
逆に、農薬の効果は短期間でゼロになるため、再処理を提案できます。
再処理をするたびに売上が上がり、継続的に決まったお客様から収益を計算できるほうが楽。
楽して儲かるビジネスモデルなので、ホウ酸を全否定。困ったものです。。。

一般消費者からすると経済的負担が大きく再処理地獄。
また、防腐防蟻の効果がゼロになる期間が発生するため、腐ったり、シロアリに食われたり。そして、大地震で倒壊するお宅も。。。。
残念な業界です。

まとめ

ホウ酸は世界中で認められている防腐防蟻剤です。
いつまでも効果が持続します。しかし、ホウ酸の溶脱には注意が必要なので建
築中は雨養生が必須です。
しかし、このホウ酸の溶脱を理由にホウ酸を全否定する悪徳シロアリ業者が存在していますので注意をしましょう。
悪徳シロアリ業者を排除しているシロアリポリスからホウ酸事業者を検索するのがオススメです。
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2022/05/28

ホウ酸処理基礎講座 雨養生の必要性

雨養生の必要性



ホウ酸の特性

ホウ酸は水溶性です。水に溶ける性質のことを言います。

ホウ酸処理は、この水溶性を利用してホウ酸を木材に含浸させることができるからこその木材高耐久化の技術となっています。

木材高耐久化(木材超耐久化)とは

木材高耐久化とは、木材の2大劣化原因である腐れやシロアリからの劣化をいつまでも防ぎ続けることができることを言い、木材超耐久化とも言います。

水溶性であるホウ酸のデメリットとその対策

ホウ酸は水溶性である故、雨に流されてしまうという欠点がありますが、この欠点は雨養生(雨対策)で補うことができます。

この雨養生は、ホウ酸処理を責任を持って行う事業者にとって生命線です。

なぜならば、万が一雨に振られてしまうとホウ酸処理が台無しになり、雨によって溶脱をしてしまった部位を再処理をしなければならなくなるため2度手間となるからです。
ここで言う溶脱とは、ホウ酸が木材から抜け出し、木材から離れてしまうことを言います。

ホウ酸の溶脱があった場合のリスク

もし、ホウ酸の溶脱に気が付けなかった場合は、その部位は腐れとシロアリのリスクが最大になり、お施主様が望んでいた”いつまでも持続する防腐防蟻効果”が実現できなくなるだけでなく、大地震時に建物が崩壊する可能性を抱えて生活をしていかなければならないことになります。
つまり、雨養生は住まい手の命に関わるとても重要な作業と言えます。

ホウ酸事業者を始めとする建築事業者全員で、このホウ酸の溶脱を防ぎながら建築を進めなければなりません。

雨養生の事例を紹介します。

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物理的に雨がかからないようにすることでホウ酸の溶脱を防いでいます。
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その他、ホウ酸溶脱防止剤による雨養生もありますが、またの機会にご紹介します。

まとめ

ホウ酸処理は雨対策が必須です。
雨にかかることなく建築を終えることを建築事業者全員が意識していく必要があります。
そのために、ブルーシート等を駆使して雨でホウ酸が流れ落ちることなく工事を終えることができれば、いつまでも腐れやシロアリのリスクが限りなくゼロに近い状態で建物を維持することができるようになります。

逆に言えば、この雨対策を行わないような業者にはホウ酸処理を任せられませんので事前にその業者のことを確認した上で依頼するようにしましょう。

ホウ酸処理業者はシロアリポリスから検索することができます。施工実績も紹介していますのでオススメです。


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2022/05/24

ホウ酸処理基礎講座 ホウ素系認定薬剤の選び方

ホウ素系認定薬剤の選び方をご紹介します。


勘違いされているホウ素系認定薬剤

ホウ素系認定薬剤はどれも同じと勘違いされている方が目立ちます。
ホウ酸だからどれも安心だとか、どれもよく効くという勘違いです。
正しくは「ホウ素系認定薬剤は用法用量を守れば理想的な防腐防蟻効果を得られます」です。
また、ホウ酸と一緒に含有している物質についても注意が必要です。

そこで今回は、ホウ素系認定薬剤の違いを解説します。

主に流通しているホウ素系認定薬剤

以下の4種類がどなたでも簡単に入手できるホウ素系認定薬剤です。

ボラケア27%BAE
モクボーペネザーブ%BAE
エコボロンPRO18%BAE
 ※この商品は結晶化に伴い濃度が低下するので要注意
シロアリホウ酸水BHK-187012%BAE)
尚、上のBAE表記はホウ酸換算濃度を表す単位です。

これらはいづれも、ご自身で購入し、ご自身で施工を行うための薬剤です。

ホウ素系認定薬剤の濃度と使用回数の関係

ホウ素系認定薬剤は用法用量を守らないとシロアリ対策になりません。

ホウ酸換算濃度が20%以上であれば、1回の処理でシロアリ対策になります。
効率を考えれば20%BAEをクリアできる薬剤で1回で済ませたいところです。

ホウ酸換算濃度が20%未満の場合は、濃度が不足しているため乾いてから2回目を(場合によってはさらに乾かして3回目を)同じ部位に同じ量を塗布(含浸)しなければなりません。
同じ量で同じ作業を乾いてから行う必要があるということは、施工日が複数日にわたることになりますので少々面倒です。

つまり、選択基準の1つは濃度をどう考えるかです。

しかしながら、もっと重要な選択基準があります。

ホウ酸と一緒に含まれている物質に有毒化の要素があるか

上記薬剤は全て、ホウ酸以外の物質がそれぞれ含まれています。つまり、ホウ酸以外の物質における安全性を絶対に知っておく必要があります。
では、それぞれどんな物質が含まれている薬剤なのかを解説します。

・ボラケア
 エチレングリコール40%とホウ酸(八ホウ酸二ナトリウム四水和物)40%、その他不純物の混合液です。
 エチレングリコールは皮膚から摂取できてしまう薬品で、体内で有毒化、腎障害を引き起こします。つまり、直接触ることができないのがボラケアです。
 施工者は薬剤に触れないように防護服を着用して使用しなければなりません。また、現場にいる他の職人さんにも気をつける必要があります。
 揮発性があるため化学物質過敏症のお施主様のお宅では絶対に使用してはいけません。
 
・モクボーペネザーブ
 ボラケアと同じように有機溶剤との混合液で、ホウ酸が8%しか含んでいません。
 メーカーは混合している有機溶剤の名称を公表していないようなので、ここでは伏せておきますがボラケアと同じように健康障害が考えられる液体との混合液で、ツンとくる匂いがあります。

・エコボロンPRO
 ホウ酸(八ホウ酸二ナトリウム四水和物)15%、有機溶剤5種類が2.3%、純水82.69%の混合液です。こちらも有機溶剤の名称を公表していませんのでここでは伏せておきます。
 上記の2剤と比べ、有毒化する危険性は少ないといえますが、化学物質過敏症のお宅には使用することはできません。有機溶剤を含んでいるためです。

・シロアリホウ酸水 BHK-1870
 ホウ酸(八ホウ酸二ナトリウム四水和物)10%、水道水90%で完全無添加のピュアなホウ酸処理溶液です。化学物質過敏症のお宅でも安心して使用することができます。

まとめ

安全性で考えるとシロアリホウ酸水 BHK-1870 一択です。
しかし、濃度が12%BAEであるため2回施工が必須です。
2回施工ですと、処理面が多ければ多いほど費用もかさむため1回で終わらせたいケースも多々あるかと思います。その場合、安心安全なホウ酸処理溶液(24%BAE)を責任施工で行うボロンdeガード工法がおすすめです。

ボロンdeガード工法は、ホウ酸施工士が責任を持って施工をする
工法ですので、材料の販売は行っておりませんが、安価に施工まで行うため、費用面でも、施工精度面でも、工程面でも全てにおいて安心安全です。

ボロンdeガードの施工代理店は、シロアリポリスにて簡単に探すことができます。
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2022/04/27

ホウ酸処理事例 既存住宅 〜調査から予防工事まで〜

ホウ酸処理事例 既存住宅

ホウ酸処理への関心が高まっていますが、新築のみならず既存住宅(既にお住まいの住宅)へもホウ酸処理が可能です。

シロアリの生息があるにもかかわらず気が付かないでいると、大きな損害に繋がりますから、今お住いのマイホームがシロアリの被害にあう前にシロアリ予防及び腐れ予防の効果が超長期間持続するホウ酸処理を施しておくことがベストです。

今回は、既存住宅へのホウ酸処理工事の流れをご紹介します。

【建物外周部の調査】

建物の外周部、周辺を見て回り、
シロアリの生息がないか、蟻害が発生していないかを確認します。


【室内の調査】

各室内、水回り、玄関等を見て回り、蟻害等の有無を調査します。

【養生】

床下への侵入口周りを中心に施工員が行き来する箇所を養生します。

【床下の調査】

床下に潜り、シロアリの侵入経路になりうる部位をくまなくチェックします。

シロアリが侵入してくる水抜き穴

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水抜き穴は、塞がれることなく残っていることが多いです。

耐圧盤貫通部周り

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スリーブ管は耐圧盤を貫通しているので、コンクリートが収縮することで隙間ができ、シロアリが侵入しやすくなる部位です。
こちらも塞がれることが無いままが多いです。

などなど・・・

【小屋裏調査】

小屋裏も必要に応じてチェックを行います。

【撮影】

調査対象は全て写真に収めます。
これは、依頼主様に調査報告を行うためでもあり、後々のため、資料として保管する意味もあります。

【その他】

床下は、断熱材が落下していることもあります。
もちろん復旧します。

漏水もあります。
さすがにこれは、工務店さんに復旧をお願いします。

ムカデやヤスデ、
ゴキブリ、カマドーマ、クモ
そして、
哺乳類の死体、
産業廃棄物置き場だったこともあります。

床下は皆さんの想像以上にヘビーです。

【速報、方針提案】


一通りの調査結果をその場でご報告し、工事の方針をその場でご説明、ご提案を行います。

【1次防蟻工事】

シロアリが侵入してくる部位をホウ酸配合のボレイトシールや同じくホウ酸配合ボレイトフィラーでシロアリ侵入経路遮断処理を行います。

【2次防蟻・防腐工事】

木材はシロアリの餌であり、木材腐朽菌(腐れ)の餌になります。
その木材にホウ酸を含浸させておくことでシロアリは寄り付かなくなり、また木材腐朽菌は死滅するため腐らなくなります。
しかも、ホウ酸は無機鉱物であるためホウ酸自体残り続け、ホウ酸の効果も残り続けます。
シロアリ侵入経路遮断処理に使用するボレイトシール、ボレイトフィラーにはホウ酸が配合されていて、ホウ酸自体が無くならないためいつまでも突破されにくい状態を維持します。

【小屋裏】

小屋裏も?と思いませんでしたか?
ホウ酸処理の良いところは、安心安全であるため家全体に処理することが可能であるところです。
小屋裏(屋根裏)や壁内で空気が入っていけるような空間には、ホウ酸をダスティング(散粉)処理という技術で流し込んでいくことができます。

昨今、広範囲に被害が広がっている、外来種のアメリカカンザイシロアリ対策でもあるので、絶対にやっておくべき工事です。

最後に(ホウ酸処理を依頼するなら)

既存住宅でホウ酸処理を依頼する場合は、業者選びを慎重にする必要があります。
既存住宅へのホウ酸処理は経験値が必要で、シロアリの生息の有無、侵入経路、コロニーの位置などを調査し、適切な処置を行える技術が必要になります。
(新築しかできませんという業者が多いです)
また、万が一シロアリが出てしまってもしっかりサポートしてくれる業者でないと責任をとってくれず、争いごとになるかもしれません。

つまり、ホウ酸処理業者の中でも既存住宅へのホウ酸処理及びシロアリ駆除の実績が豊富な業者に依頼をする必要があります。

また、ホウ酸の知識だけでなくシロアリを中心に昆虫全般、建物の構造等の知識の他、温熱環境にこだわった家も増えているため、その知識も重要です。

ホウ酸処理がお金になると考えて見様見真似で参入してくる業者が残念ながら多くなってきてしまいました。

ホウ酸処理業者はシロアリポリスから検索すると一般社団法人日本ホウ酸処理協会認定のホウ酸施工士が在籍するホウ酸業者を探し出せます。
反社会的勢力を事前に排除しているため安心していただけるのも特徴です。
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