2015/05/19

よくある質問【ホウ素系は水に弱いと聞きました。】

世界中で建物の防腐防蟻剤としてホウ酸は使用されています。
日本では、日本木材保存協会に認定されたばかり。
まだまだ、ホウ酸のことを知らない工務店さんが多いのですが、徐々に従来から使われてきた殺虫剤から切り替わっていきます。

ここ数年で木造住宅のほぼすべてがホウ酸による劣化対策(防腐防蟻処理)が施されるようになるでしょう。

さて、ホウ酸は、一度木部に処理すると長期間効果を持続させるので再処理が必要ありません。
住まい手さんの健康を害すこともありません。
メリットばかりですが、一点だけ弱点があります。
水に溶ける性質上、雨に弱いんです。

そこで、一般社団法人日本ホウ酸処理協会に所属するホウ酸施工士が行う雨対策について質問がありましたのでご紹介します。

(質問)
 ホウ素系は水に弱いと聞きました。施工中の対応はどのようにお考えでしょうか?

(回答)
 ホウ酸は、JIS K1571:2010付属書Aの試験に合格し劣化対策等級3に適合する認定薬剤です。
 また、防腐防蟻剤としての効果を長期間持続させられることから、再処理の必要がない薬剤です。
 しかし、水に溶ける性質があり雨に弱いため、雨への対策が必要です。
 そこで、ホウ酸施工士が行う雨対策は以下の通りです。
  • ホウ酸処理後、雨に降られても問題が無いように養生マスカー等で養生を行います。
  • 雨に降られると思われる部位については、ホウ酸の溶脱を防ぐ「ホウ酸溶脱防止剤」を適宜使用します。
  • もし雨に降られてしまった場合は、ホウ酸残量確認剤「クルクミンテスター」で十分なホウ酸処理量が確保されているかどうかを調べ、処理量が確保されていなかった場合は、再処理を行います。

尚、工事に入るタイミングについては、上棟後、サッシ搬入前で調製します。雨がかからず、木部すべてをホウ酸処理出来るからです。
また、ホウ酸処理工事後、雨に降られる前に、なるべく早い段階で透湿防水シート工事をお願いしています。



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