日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2022/04/11

最上級のホウ酸処理現場を事例紹介

愛知事業所がスタート

日本ボレイトグループであるホウ酸屋株式会社の愛知事業所がスタートしました。
東海エリアでも、最上級のホウ酸処理ボロンdeガードで、たくさんの工務店様、設計事務所の先生方、そして、ボロンdeガードの施工代理店様にそれぞれ「ありがとう」と言っていただけるような活動をしてまいります。

理にかなっているホウ酸処理

ホウ酸処理は、新築でも既存住宅でも家全体にホウ酸処理を施すことが理想です。
安心安全なホウ酸なのでそれが可能です。

ホウ酸処理は、防腐防蟻の観点で、とても理にかなっています。
新築時にしか処理できない構造材への防腐防蟻処理において、その効果が時間の経過とともに消失するような薬剤の使用は本来はするべきではありません。

数年でシロアリリスク、腐れリスクが最大級になる薬剤を処理した場合は、その構造部材への再処理は、解体をしなければ実施できませんが、解体をしてまで防腐防蟻工事を繰り返す人は皆無ですから、いつまでも効果が持続するホウ酸処理を施すべきであり、世界的なホウ酸処理の実績から見ても理にかなっていると言えます。

ホウ酸屋株式会社 愛知事業所における新築現場紹介

最上級のホウ酸処理ボロンdeガード工法を手掛けるホウ酸屋株式会社愛知事業所の工事現場を例にご紹介します。

この現場は、基礎天端から1mまでの木部全てにホウ酸処理を施すご依頼をいただきました。

1次防蟻


最上級のホウ酸処理ボロンdeガードでは、1次防蟻をホウ酸配合のボレイトシール、またはボレイトフィラーにて行います。

水抜き穴やセパレート金具の部分、スリーブ管周りなどはシロアリの侵入経路になることはシロアリ防除業者の中では常識ですから塞いでしまう必要があります。

この現場では、水抜き穴及びスリーブ管周りをボレイトフィラーでしっかり塞ぎました。
玄関周りはシロアリリスクが最も高いため、基礎の立ち上がりと土間の打ち継ぎ部を侵入経路とされないようにボレイトシールでしっかり塞ぎました。


2次防蟻・防腐

最上級のホウ酸処理ボロンdeガードでは、化粧材を除き全ての木材にホウ酸処理を施します。
外壁、内壁、床組の全ての構造材が対象です。

この現場でも例外なく、全ての木質系部材にホウ酸処理を施しました。

床合板の小口面にもたっぷりホウ酸処理を施していきます。

 

玄関や水回りは、先に述べたようにシロアリ侵入経路に最もなりやすい区画であるため、万が一に備えて桁上までホウ酸処理を施します。


そして、雨がかからないように雨養生をして、


ホウ酸処理後は、ホウ酸の付着量を視覚的にチェックできるボレイトチェッカーで確認します。
赤く反応したところにステッカーを貼り付け、工事が無事終了したことに加え、その赤色はホウ酸処理の証である旨を表示します。

新築時は、本来であれば家全体をホウ酸処理することが望ましいのですが、今回は基礎天端から1メートまでの部材とシロアリリスクの高い区画は桁上までという処理をさせていただきました。

注意事項

ホウ酸処理を中途半端に行う業者さんが存在します。
例えば、床合板は処理しないとか、1次防蟻はやらないとか、低濃度のホウ酸処理溶液なのに、1回しか処理しないとか・・・
そんな業者は、ホウ酸の正しい知識を持っていない可能性が高いです。
最上級のホウ酸処理ボロンdeガードは、最上級でありながら決して高くない工事ですから、ボロンdeガードの施工代理店に相談をした上で方向性を決めるようにしましょう。
ボロンdeガードの施工代理店はシロアリポリスから簡単に検索できます。








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