日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2022/04/09

ホウ酸と合成殺虫剤の使い分け

ホウ酸と合成殺虫剤の使い分け


ホウ酸と合成殺虫剤を適宜使い分け

シロアリの予防には、ホウ酸処理が理にかなっていて効果的です。
シロアリの駆除には、合成殺虫剤が理にかなっていて効果的です。

予防も駆除も同じ薬剤ではなく、適宜使い分けることがシロアリ対策として理にかなっています。

殺虫を目的にする場合は合成殺虫剤がベスト

合成殺虫剤は、虫を殺す薬剤として強力に作用します。
これはどなたでも常識的に認識されていると思います。
しかし、予防効果は期待できず、シロアリ再発率が高いことが国の調査で明らかになっています。

いっぽうホウ酸は、食毒として作用する薬剤であるため摂取したシロアリに作用します。
また、効き方は遅効性で即効性がありません。
ホウ酸は、殺虫を目的とすると少々物足りない薬剤です。
そのため、既にシロアリが生息(発生)している場合は、即効性のある殺虫剤を使用するのが効率的にもお施主様の精神的にもベストとなります。

合成殺虫剤を使えない場合の駆除はホウ酸がベスト

化学物質過敏症の方がお住まいの場合など殺虫剤を使用できないケースがあります。
その場合はホウ酸処理を駆使して駆除を行います。
その場合、ホウ酸処理を熟知し、かつ、シロアリの駆除実績の豊富なホウ酸施工士に任せなければ効率よく駆除が行なえません。
見えない部分への仮説をたて、経過を見ながらの作業になるためです。

合成殺虫剤処理後は、再発防止目的でホウ酸処理がベスト

合成殺虫剤で駆除工事を実施しても予防効果はありません。
あくまでも殺虫剤(駆除剤)であるためです。
そのため、ホウ酸処理を殺虫剤処理後に行う必要があります。
シロアリをいつまでも予防するためです。

シロアリ駆除履歴がある建物の木材劣化率は92%

ホウ酸処理を施さないと、シロアリが再発するなどの木材劣化の可能性がとても高いことが国土交通省補助事業 シロアリ被害実態調査報告書で明らかになっていて、
なんと、シロアリ駆除履歴がある建物は、988件中909件が木材劣化が発生しているという恐ろしいデータが開示されています

木材劣化率92%!
異常値すぎて、言葉が出ません。

 何のために、シロアリ駆除を依頼しているのか・・・

 さらに詳しくはシロアリ対策の成績表を御覧ください。 


まとめ

シロアリ駆除は、特別な理由がない限り合成殺虫剤がベストです。
しかし、あくまでも殺虫目的でしか作用しませんので、必ずホウ酸処理を施す必要があります。シロアリを予防しなければ再発してしまうためです。
シロアリ対策は、予防も駆除もホウ酸処理を前提とした業者に依頼をしましょう。
ホウ酸処理業者はシロアリ駆除業者検索サイトシロアリポリスで検索することができます。




祝!夢みるシロアリ100話達成!

ホウ酸処理のリーディングカンパニー
日本ボレイト公式チャンネル


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