シロアリ対策、腐れ対策でホウ酸処理が話題にあがることが多くなってきました。
ホウ酸処理は正しい知識がなければ期待している防腐防蟻性能を発揮させられないため施工者は知識武装が必要です。また、施工後は長期間責任があるため万が一のときにも対応を求められます。
正しい知識と技術を持って施工をし、長期間アフターフォローを行うための基礎知識をホウ酸処理基礎講座と称してご紹介します。
多種多様の用途で知られるホウ酸
ホウ酸は多種多様の用途で知られ、世界中あらゆる分野で親しまれています。
医療、工業、農業、原発・・・・。
建設業界でもグラスウールを生成する際に大量のホウ酸が使用されています。
また、セルロースファイバー断熱材にもホウ酸がパワーを発揮して意外な使われ方をしています。
セルロースファイバー断熱材とホウ酸の関係
セルロースファイバー断熱材は、新聞紙が持つ断熱効果をマイホームの断熱材として応用したもので、新聞紙を細かく裁断したものを壁内に吹き込み高い断熱効果をもたらしてくれます。
セルロースファイバー断熱材は、新聞紙であるために火に弱いと思われがちですが、じつはセルロースファイバー断熱材には重量比16%のホウ酸が混合されています。
このホウ酸が含まれているセルロースファイバー断熱材は、火に強い断熱材に生まれ変わります。
火に強いセルロースファイバー断熱材
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新聞紙でさえ燃えなくなるのはすごいですね!
ホウ酸がもたらすもう一つのメリット
ホウ酸は、火に弱い新聞紙の弱点を克服してくれる他、シロアリに食べられてしまうはずの新聞紙なのに、シロアリを寄せ付けません。ホウ酸を食べるとシロアリはじめ昆虫は死滅します。つまり、ホウ酸ありきのセルロースファイバー断熱材となっています。
まとめ
セルロースファイバー断熱材は、ホウ酸があるからこその高性能断熱材になっています。新聞紙が断熱効果があることは昔から世界中で知られています。その断熱効果をマイホームで発揮させるためには燃えやすい弱点とシロアリに食べられてしまう弱点を克服する必要があり、そこにホウ酸が大きなパワーを発揮しているわけです。
まさにホウ酸ありきのセルロースファイバー断熱材ですね。
余談ですが本日、セルロースファイバー断熱材の株式会社デコス取締役田所氏がメディアとバトルトーク予定です。
どんなバトルになるのか楽しみです。
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