シロアリ対策、腐れ対策でホウ酸処理が話題にあがることが多くなってきました。
ホウ酸処理は正しい知識がなければ期待している防腐防蟻性能を発揮させられないため施工者は知識武装が必要です。また、施工後は長期間責任があるため万が一のときにも対応を求められます。
正しい知識と技術を持って施工をし、長期間アフターフォローを行うための基礎知識をホウ酸処理基礎講座と称してご紹介します。
アメリカの木造建築はホウ酸処理が主流
シロアリや腐れによる生物劣化が何十年にもわたり無かったと国際会議で報告があったホウ酸処理は、世界中で実証されています。
アメリカではホウ酸処理が主流になっていますが、その中でもイエシロアリやアメリカカンザイシロアリの生息が激しいハワイ、ニューオリンズ、フロリダでは、土台等の床組から棟木等の小屋組みまで構造材全てにホウ酸処理がされています。
なぜホウ酸処理が主流なのか
ホウ酸処理を施したハワイの木造建築におけるシロアリ被害率は1%未満。限りなくゼロに近いのだそうです。
ホウ酸処理が主流になった理由は、この圧倒的なシロアリ被害律の低さに加え、ホウ酸の人や子供、胎児、ペットへの安全性、また、環境的にも問題が無いからです。
シロアリ被害率が高すぎる日本の木造建築
日本の木造建築のシロアリ被害率を調査すると凄まじいシロアリ等の木材劣化率が浮かび上がってきます。
日本長期住宅メンテナンスが発表している調査結果は、3件に1件は木材劣化が見受けられ、アットホームの調査結果では、4件に1件がシロアリの被害を経験していたという驚くべき数字となっています。
さすがにひどすぎる数字に、誰でも驚きを隠せないのではないでしょうか。
リフォーム時にシロアリや腐れによる劣化は必ずと言っていいほどよく見ます。
日本のシロアリ対策は低レベル
日本のシロアリ対策は、昭和初期から始まった農薬を使った殺虫処理から始まりました。農薬を土台に吹き付けシロアリを殺虫する行為がそのまま現代のシロアリ予防の工事になっています。
農薬は揮発するため効果は短期間です。住まい手への健康被害が懸念され、かつ、IQが下がるなど子供の脳に悪影響を及ぼす薬剤なのに、それが主流になっています。
令和になった現在でもです。
令和になった現在でもです。
信じられないですよね。
まとめ
日本の木造建築のシロアリ被害率は高すぎます。
先進国ではホウ酸処理が主流になりシロアリ発生率圧倒的に低いことが実績として証明されています。
正しいシロアリ対策は農薬なのか?ホウ酸処理なのか?数字で判断をしましょう。
日本では、最上級のホウ酸処理ボロンdeガードが全国で工事を承っています。ボロンdeガードをご採用物件でもシロアリ被害率は圧倒的な数字を示しています。
ボロンdeガードを施工する業者検索は、シロアリポリスからが簡単です。

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