日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2022/03/11

ホウ酸処理基礎講座 ホウ酸処理へ乗り換える理由





シロアリ対策を価格で選んでいませんか?

シロアリ対策を価格で選ぶなら、長期的に必要になる費用をしっかり把握してからにしましょう。
例えば、日本のシロアリ防除業者の大半は農薬系合成殺虫剤を使用します。
農薬系合成殺虫剤の有効成分の半減期は数十日と言われているもので、最長でも180日ですので、効果の持続性がありません。

効果がなくなったら、シロアリの被害や腐れによる木材劣化は起こりうることになります。
ようは時間の経過で、シロアリリスクが高い状態になってしまうわけですから、2度目、3度目のシロアリ対策が必要になってくるというわけです。

2度目、3度目のシロアリ対策

再処理(2度目、3度目・・・)のシロアリ対策を行うにあたり、施工可能範囲が極端に少ないことにビックリされる方も少なくないでしょう。
床下に潜って、見えている木材だけ薬剤を処理できても、解体しないと見ることのできない壁内等の部分にシロアリが来ることもあるわけですから、その見えない部分には、本来であれば"効果が無くならないシロアリ対策”を施しておかなければならないわけです。もちろん、床下から唯一見える部分も"効果が無くならないシロアリ対策”をしておくべきであることは言うまでもありませんが。
つまり、シロアリ対策ができな部分が多いことが原因で日本のマイホームの建て替え周期は30年と言われているのです。

シロアリ業者の大人の事情

日本は床下から農薬系合成殺虫剤を散布するシロアリ対策が一般的で、この薬剤を変更したくない業者さんの大人の事情が根強く残っているのが日本のシロアリ業界です。

いざ住み始めてしまうと経済的負担が大きくなる

農薬系合成殺虫剤で行うシロアリ対策は、新築時はとても安価にやってくれます。
しかし、5年後、10年後と5年毎に営業されます。5年経過すると薬剤の効果が残っていないのでシロアリリスクが高くなります。
すると、「殺虫剤を30万で散布しますよ!」と営業され、決して安くない金額を5年おきに払い続ける人がたくさんいらっしゃるのが日本人なので、シロアリ業者さんは儲かります。だからシロアリ業者さんは儲かるがために再処理ビジネスから抜け出せなくなってしまうわけです。

 

ホウ酸処理に乗り換えると経済的負担も減る

もし、ホウ酸処理に乗り換えると、シンプルに1度だけで全てが終わります。
シロアリ対策、腐れ対策の効果が水にホウ酸が流されない限りずっと持続してくれます。
つまり、ホウ酸処理は、シロアリリスクはいつまでも低いままなので、再処理する費用が不要になります。
それでいて、その1回のホウ酸処理の費用は高くありません。むしろ、合成殺虫剤を提案してくる業者さんのほうが高いことが多々見受けられます。
床下に農薬系合成殺虫剤を散布する工事が適正価格かどうか、しっかり見定めてみましょう。

なお、ホウ酸処理を適正価格で提案してくれる業者は、シロアリポリスにて検索ができます。
事前に反社会的勢力を排除して業者を募っているサイトであるため安心できます。

結論

もし、農薬系の合成殺虫剤を提案する業者が営業に来たら、再処理ビジネスに巻き込まれる前にお断りをしてしまいましょう。殺虫剤の効果は短期間ですので、ほぼほぼ意味がありませんし、経済的な負担が大きくなるからです。
マイホームを長く大切に維持したい人は、シロアリや腐れのリスクを考えてホウ酸処理を検討しましょう。


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