本セミナーは、欧米やオセアニアで広く普及しているホウ素系木材保存剤であるティンボアが日本で認定されて10周年を記念して開催されたもので、セミナー冒頭では米国大使館商務部の Steve Knode 氏 が挨拶、続いてティンボアの製造元である米国・リオ ティント ミネラルズの Allen Zheng 氏が講師として登壇し、ホウ素系木材保存剤の世界での市場動向などについて報告されました。
また、日本側からは日本におけるホウ酸処理の生みの親である荒川民雄、そして、その後継者として今年6月、当協会の 理事長に就任した浅葉健介(日本ボレイト株式会社代表取締役)が登壇し、二重真空法による防腐防蟻処理について、また、アメリカカンザイシロアリ対策について報告をおこないました。
3つの会場には、建築家や工務店、建材メーカーやメディア関係者など計100名を超える参加者が訪れ、長く続いてきた合成殺虫剤に代わる、人や環境に優しい持続可能な木材保存剤について強い関心を 寄せていました。
ティンボアが日本で認定されて以降、徐々に取扱量は増えつつあるものの、まだまだ その存在を知らない建築関係者やユーザーも多く、参加者の多くは、新時代の木材保存のあり方にあらためて共感し、ホウ酸処理のさらなる普及に期待を寄せました。
数ある世界のホウ素系薬剤の中でも最も標準的に使われているティンボアは、不純物が入っていない100%ホウ酸です。
日本でもいくつかのホウ素系認定薬剤がありますが、有機溶剤との混合溶液になっていたりするので、化学物質過敏症の方への対応には注意が必要です。
全国100を超えるボロンdeガード施工代理店は、当該ティンボアを高濃度に調整し、正しいホウ酸処理の技術を修得したプロのホウ酸施工士による施工にこだわった最上級の工事を提供しています。
つい先日は東京ビッグサイトに全国の関係者が一堂に会し全国大会を行いましたが、全国的にホウ酸処理の御採用工務店さんが増えています。
その理由はこの動画を見てもらえると
わかりやすいかと思います。
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