能登半島地震 倒壊建築物 調査報告

2024年5月11日（土）珠洲市及び輪島市へ倒壊建築物の調査に行ってまいりました。

能登半島地震で大きな被害が報告されていた２都市です。

結果、見えてきたのはシロアリ等の木材劣化やそもそも耐震性能が不十分であった建築物が大半であることが判明。

つまり倒壊した建築物と倒壊しなかった建築物の明暗は、構造材の強度にありました。

まずは能登半島最北端 珠洲市を目指します。

高速道路を北上していくとまだこんな感じ。

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地震直後の道路はこうだったようですが、

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※旭不動産 ミッキー（石橋社長）より

道路を先行して復旧したんでしょう。

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普通に通過できる状態になっていますが、

ところどころマンホールが飛び出ています。

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侵入をためらわざるを得ない区画もまだまだありました。

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1階部分がペシャンコになっている建物が目立ちます。

数え切れないほどの１階ペシャンコ物件

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お寺も

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そして、

津波による被害があったエリア。

海だけを見ていればとてものどかです。

津波に流された家と津波の影響を受けなかった家が隣接しているところ
左のお宅はお住い中のようでした。

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津波は怖い！！

基礎だけ残し上モノを全部流しさっています。

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連発する大地震の中

火事に見舞われた商店街

当時は地獄絵図だったと思います。

さて、

今回の目的である倒壊建築物の実態調査報告です。

２階の桁までボロボロになっていました。

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ボロボロ

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全壊した建築物が多い中、

無事だった建築物もたくさんありました。

平屋は築年数に関係なく強いようです

今回の調査でわかったこと

築年数の浅い建築物は比較的無事でした。

平屋は築年数に関係なく比較的被害が少なかった。

そして、

木材の劣化は絶対に避けなければならないことを痛感しました。 全壊や半壊した建築物は、築年数に関係なく、シロアリによる被害や腐れなどの木材劣化、そして構造上の耐震設計が不十分であったことが原因であったことが誰の目にも明らかでした。

こんな状況でも

地元の方は笑顔絶やさず頑張っていらっしゃいました。

お腹いっぱいだったので、

街中を歩き回ってから利用しようと思っていたのに、

どこでやっていたのかわからなくなり、

利用できず。。。

ごめんなさい

能登半島地震の被害を受けた方々に、心からのお見舞いを申し上げます。

そして、一刻も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

立山連峰を眺められる能登半島は素敵でした。

また来ます。

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