日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2022/04/21

シロアリ対策講座 シロアリ対策の主な工法1

シロアリ対策の主な工法


シロアリ対策を軽視している建築関係者

建築会社さんや設計事務所の先生方と話をする機会が多いのですが、はっきり申し上げてシロアリ対策を真剣に考えている方はとても少ないことに気が付きます。

お施主様が興味を持っていないことが一番の原因だと思いますが、ハウスメーカーの一条工務店さんの営業は逆に、シロアリ対策の観点でイチオシする営業マンが多く、多くのお客様を獲得しています。工務店さんにとっては強敵となっているはずです。

一条工務店さんのイチオシはシロアリ対策

一条工務店さんの営業マンは、他社さんは合成殺虫剤の家ですよ!他社さんはシロアリ対策の効果は短いですよ!逆に一条工務店はシロアリ対策でも安心できますよ!と説明力があります。

私が一条工務店さんのモデルハウスに伺ったときは120分の説明のうち、60分以上は防腐防蟻の凄さを説明されました。

なぜ一条工務店さんは防腐防蟻処理を徹底して説明してくるのかと言うと、合成殺虫剤処理の家には致命的な弱点をたくさん説明できてしまうからです。

合成殺虫剤の家の致命的な弱点1はこちら
合成殺虫剤の家の致命的な弱点2はこちら

一条工務店さんのシロアリ対策は、たしかに合成殺虫剤と比較すれば良く見えます。一条工務店さんで家を建てようと思えます。

でも少し待ってください。
ホウ酸処理の家と比較してから判断しましょう。

主なシロアリ対策工法

日本のマイホームで主に採用されているシロアリ対策を以下に記します。

1)合成殺虫剤でのシロアリ対策
2)ACQ処理された構造材を使ってシロアリ対策
3)ホウ酸処理でのシロアリ対策

それぞれの特徴は以下のとおりです。

■合成殺虫剤でのシロアリ対策

 合成殺虫剤の家はピレスロイド系の合成殺虫剤とネオニコチノイド系の合成殺虫剤が使われています。
 ハウスメーカーさんはピレスロイド系を採用されていることが多く、シロアリ防除業者さんはネオニコチノイド系を採用していることが多いです。

ピレスロイド系合成殺虫剤とは?

 農薬として登録されている薬剤で、ゴキブリフマキラージェットで使われている成分です。超強力な殺虫力を持っていますが効果の持続性はゼロに等しいです。ゴキブリフマキラージェットをスプレーしたら、ゴキブリを寄せ付けない効果は何日あるのでしょうか?そんな薬剤です

ネオニコチノイド系合成殺虫剤とは?

 農薬として登録されている薬剤で、ニコチンのよく似た成分です。タバコのニコチンをイメージしていただければ理解できると思いますが、子供にタバコを吸わせると脳に影響がありますね。そのニコチンを昆虫に摂取させることで昆虫を死滅させることができる薬剤です。しかし、土壌中半減期が数日〜数十日ですので、こちらも持続性に乏しい薬剤です。

つまり、ピレスロイド系もネオニコチノイド系も持続性がマイホームの寿命に対して短すぎるため、再処理を繰り返していかなければならないにもかかわらず、再処理できる部位が床下の一部分だけになってしまいます。
また、日本木材保存協会さんの資料によると、住まい手の健康を害すなど様々な批判が多くなってきているのでこれまで通り合成殺虫剤の汎用は難しくなることは間違いないと文章を公開しています。

■ACQ処理された構造材を使ってシロアリ対策

 緑の柱と言われています。塩化ベンザルコニウムを構造材に処理することでシロアリ対策としています。塩化ベンザルコニウムは赤ちゃんのおしり拭きでも使われる優しい殺菌剤です。銅は皆さんが知っている銅です。
 塩化ベンザルコニウムの殺菌成分の持続性はゼロに近いことは感覚的に皆さん理解できると思います。
 となると銅がシロアリ対策に有効であるのでしょう。
たしかに普通の木材と緑の柱を土壌に埋めておくと、緑の柱はシロアリが寄り付きにくいということがわかります。しかし、寄り付きにくいと言うだけで、しばらくするとシロアリに食われ始めます。

 実際に緑の柱をアメリカカンザイシロアリの飼育ケースに入れておいたら、緑の柱を巣にしてしまいました。
また、日本木材保存協会さんの講習では、緑の柱はシロアリに食われるので過信しないようにとレクチャーを受けました。

■ホウ酸処理でのシロアリ対策

 ホウ酸処理は、先進国では常識になっているシロアリ対策であり、何十年もの間、腐れやシロアリによる木材劣化が見受けられないという驚異的な実績を持っています。
 ホウ酸は無機鉱物であり殺菌作用があります。また、無機鉱物であるため揮発する等でその存在が無くなることが無いため、木材にとどまり続け、いつまでもシロアリや木材腐朽菌を寄せ付けません
 

本当に大事なこと

シロアリ対策は、建築関係者は重要視していないことが多いです。施主が興味を持っているのは間取りやデザイン、設備、そして建設費に集中してしまうからです。
しかし、本当に大事なことは、住まい手の健康と命です。
合成殺虫剤処理されていたら健康被害が生じる可能性があり、木材がシロアリや腐れによる劣化が進行すればするほど大きな地震が発生するたびに命の危険を意識せざる負えなくなります。
しかし、壁内の木材劣化、床組の木材劣化、ほぼほぼ見えませんから劣化している事自体、気がつけません。

健康被害がゼロと言える家に住むべきですし、木材劣化がゼロの家に住むべきです。
そう考えると、ホウ酸処理の家一択になります。
しかし、ホウ酸処理も注意するべきは業者選びです。
正しいホウ酸処理を理解している業者を選択しなければ安心できません。
そんなホウ酸処理業者を検索できるサイト「シロアリポリス」がオススメです。





祝!夢みるシロアリ100話達成!

ホウ酸処理のリーディングカンパニー
日本ボレイト公式チャンネル


2022/04/20

シロアリ対策講座 シロアリ保証をチェックするならここを見る!

シロアリ保証の内容をチェックしましょう


建築関係者が把握していないシロアリ保証

工務店さんと話をしていると、保証内容を把握していないケースが多いと感じます。
設計事務所の先生方は、考えたこともないとおっしゃるケースが多いです。

そもそも、日本の木造建築の木材劣化率は約34%と驚異的に高いことに加え、駆除を実施したとしても再発してしまう率も高いというデータが公開されています。(国土交通省補助事業 シロアリ被害実態調査報告書参照

そこで、シロアリ対策講座の第1回目は、シロアリ保証をチェックするならここを見る!と題して思うところを書きます。

シロアリ保証の主な種類

全国のシロアリ防除業者さんが提示するシロアリ保証の内容には主に以下の2種類があります。

1)シロアリの被害があった場合に、被害部材を修復してくれる保証。
2)修復はしないが、シロアリの駆除や予防行為を無償でやってくれる保証。
 

保証会社の裏話 

多くの保証会社がシロアリ保証から撤退しています。
とある保証会社関係者に確認しましたら、シロアリ防除業者が悪意をもって保証を利用するなどが多く、また、再発率が高い事実があり、さらには、建物が激しく経年劣化しているところに何度も何度も殺虫剤処理をしたところで・・・みたいな話を色々といただきました。

とある保証会社がシロアリ保証から撤退していった事情、よくわかりました。
他の保証会社さんもみんな同じ理由なんだと思います。

シロアリ保証のチェック項目

さて、それでも、上述のように2通りの保証の種類が存在しています。
そこでチェック項目を以下に記します。 
 
・補償の財源を確認しましょう
 「修復費用を負担します」と記載してあったとしても、シロアリ防除業者が自己負担するような保証書だった場合は、そのシロアリ防除業者の資金力の有無が問題になります。
・補償金額の限度額を確認しましょう
 10万円までとか、50万円まで免責とか書いていないですか?
・再発した際も使えるのかを確認しましょう
 1回しか使えないと書いてないですか?
・保証期間を確認しましょう
 シロアリ予防に使用した薬剤の成分には有効期間があると思いますが、保証期間と整合性がとれていますか?例えば、薬剤の有効期限が180日なのに、5年保証するとなっているのであれば、181日目以降のシロアリリスクについて説明されてますか?
・免責事項を確認しましょう
 保証対象外となる事項が定められていると思いますが、納得できる内容ですか?

シロアリ防除業者の営業を鵜呑みにせず、保証の内容をご自身で確認をして自己責任で判断をしましょう。

シロアリ保証よりも大事なこと

シロアリ保証よりも重要視してほしいことがあります。
それは、長期的に見て、そのシロアリ対策でマイホームを守りきれるかどうかが重要です。
ですので、シロアリ保証よりもシロアリ対策自体に目を向けましょう。

正直な話、シロアリは生物です。
生物であるシロアリは、餌である木材がそこにあるわけですから再発の可能性が残るわけです。
本来は再発してしまうリスクを排除しなければなりません。

にもかかわらず日本の多くのシロアリ防除業者さんは、シロアリ保証を謳いながらも再発前提の合成殺虫剤での処理を施します。
いくらシロアリ保証があったとしても、その効果は超短期間です。

であれば、シンプルにホウ酸処理を施して、シロアリのみならず木材腐朽菌を超長期間いつまでも寄せ付けない工事を施しておくほうが無難です。

ホウ酸処理も注意が必要

ホウ酸処理にも注意が必要なので慎重に業者選びをしましょう。
シンプルに1回だけのホウ酸処理ですので、その1回が中途半端な工事になってしまうと、いつの日かシロアリ被害にあってしまうかもしれません。
「安心してたのに・・・・」なんてことが無いよう、たった1回のホウ酸処理をできる限り最上級に実施しておくことが大切です。
また、ホウ酸処理後もメンテナンスを前提として維持管理をしていけるようにしておくべきです。
そんな最上級のホウ酸処理メンテナンスを引き受けてくれる業者選びはシロアリポリスがオススメです。





2022/04/18

シロアリの役割

シロアリの役割


シロアリは生態系の最も底辺に存在しています。
シロアリは自然界で重要な役割を持ち、枯れ木等のセルロースを分解できるとても貴重な生物です。

もし、セルロースを分解するシロアリや木材腐朽菌が存在しなかったら人間の生活環境はなかったのかもしれません。

そんなシロアリは、食物連鎖の始まりでもあり、黒アリなどの別の昆虫やトカゲなどの爬虫類、ツバメなどの鳥類に食べられ、最終的には人間のタンパク源でもあります。

そう考えると、むやみに殺してはいけませんね。

シロアリの群飛は神秘的

シロアリは大量に存在し続けなければなりません。
生態系の底辺として大量に存在し続けなければならないからです。

そのシロアリが大量に巣立ちを行うことを群飛と言います。

ヤマトシロアリという種類の群飛は、よくみると神秘的です。
↓ ↓ ↓


雨上がりに晴れて気温がグングン上がる日、山や公園に散歩に行くと比較的高確率で見ることができます。
↓ ↓ ↓

マイホームからシロアリが大量に発生したら

もし、マイホームからたくさんのシロアリが出てきてしまった場合はしかたありません。
シロアリ駆除業者に駆除を依頼しましょう。
マイホームが餌場にされてしまっている可能性があり、駆除業者への連絡は早めが良いです。ただ、目の前にシロアリが出ているからと言って慌てずに冷静に業者を選択しましょう。

殺虫剤しか使わないシロアリ業者が大半で、その殆どが将来的な予防効果までは説明できないので、5年おき再処理の提案(営業)をされるようになってしまいます。

殺虫剤の用途は殺虫

殺虫剤の用途は殺虫のみなので、将来的な予防効果はありません。
これは誰でも知っていることです。

本来のシロアリ対策は、駆除だけに留めずシロアリの餌場にさせてしまっている原因を排除し、いつまでもシロアリに食べられないようにしなくてはいけません。

まとめ

シロアリは生態系、自然界でとても重要な役割を持っているのでむやみに殺してはいけません。しかし、マイホームからシロアリが現れてしまった場合は適切な業者に駆除をしてもらいましょう。
また、将来的なシロアリ対策まで行いましょう。再発がないように。

駆除から将来的な予防までしっかり考えてくれるのはホウ酸処理をメインにした業者が絶対です。シロアリ予防の効果がいつまでも持続するホウ酸なので理にかなっているからです。
ただし、ホウ酸の正しい知識を知らずに扱っている業者も存在していますから注意が必要です。

ホウ酸処理業者はシロアリポリスから簡単に検索できます。
しかも、反社会的勢力を排除していますから安心していただけます。
↓ ↓ ↓




2022/04/16

春の風物詩である「シロアリ群飛」

シロアリの群飛とは

春の風物詩である「シロアリ群飛」をご存知ですか?
地面の中で過ごしていた大量のシロアリの3%ほどが羽アリになり、巣立ちをするために表に出てきて、一気に飛び立っていくのを群飛と言います。
これを見かけた人は、気持ち悪さを覚えるのではないでしょうか。

群飛の真っ最中に通りかかると、、、
↓ ↓ ↓

ヤマトシロアリが群飛するタイミング

春に群飛するのは、ヤマトシロアリという種類です。
ツツジの花が咲く頃に雨が降った翌日で、太陽が出て気温が上昇してきたお昼前後に、群飛します。

食物連鎖の最も底辺にいるシロアリは大量に群飛してきますが、その大半は様々な昆虫に食べられてしまいます。
そして、人間にも・・・?

自然の摂理を紹介しています。
↓ ↓ ↓

群飛がマイホーム内で始まったら

万が一、マイホーム内で群飛が始まってしまった場合は、慌てずにシロアリポリスにご連絡ください。
安心安全な自然素材ホウ酸を使ったプロフェッショナルがを検索することができます。

一般的なシロアリ駆除業者は、再発してしまうことを前提とした工事をしています。
しかし、本来であれば再発なんてしてもらいたくないはず。

シロアリポリスは再発が無いようにシロアリ予防効果が長期間持続するホウ酸処理をメインに対応してくれます。
シロアリポリスの検索はこちらから
↓ ↓ ↓



祝!夢みるシロアリ100話達成!

ホウ酸処理のリーディングカンパニー
日本ボレイト公式チャンネル


2022/04/15

【リクルート】日本ボレイトグループ 組織力強化を目指します

日本ボレイトグループ 組織力強化を目指します


日本ボレイトでは、組織力の強化を意識してチーム編成を実施したいと思っています。
また、次期経営者の育成も意識していきたいと思っています。

現メンバーから経営者が育つのか、中途採用で新たに参画してくれるまだ見ぬメンバーから経営者が誕生するのか、社外から優秀な人を迎え入れるのか。

どちらにしろ、今の経営陣が不在になっても会社を引っ張っていける組織力を作っておかなければならないと思っています。

そこで、日本ボレイトグループでは、2023年度の新卒業生を募集しています。
高卒、大卒問わず、世のため人のために頑張れる仲間を募集しています。


工務店界のレジェンド中里氏からの嬉しいコメント
工務店界のレジェンドで有名工務店である創建舎を創業した 中里氏に嬉しいコメントをいただきました。
まずはご視聴ください。
↓ ↓ ↓

成長期だからこその人財募集
今、日本ボレイトは創業期から成長期に移行しています。
創業期は、起業した社長1人の営業力で成長できるレベルですが
成長期は、経営チームによる経営力に加え、組織力が不可欠です
その組織力を強化するべく成長期に入ってるのが日本ボレイトです。

組織力とは、以下の部署がそれぞれ独立して力を発揮させられる体制のことだと考えています。
  • 営業チーム : 営業力
  • 広報チーム : 情報発信力
  • マーケティングチーム : 情報収集力
  • 採用チーム : 採用力
  • 経理/総務チーム : 財務力
  • 法務チーム : 法務力
  • 商品開発チーム : 開発力
この各部署が、経営チームと意思疎通できるようになることで、次なる成長につながっていきます。
現在の日本ボレイトグループは、各部署に責任者がいたりいなかったり。
また、経営チームの取締役が兼任していたりです。

現経営チームは、全員オールマイティーなメンバーで構成しているので、各部署を兼任しながら成長を続けられています。
経営者が兼任というのはベンチャー企業のアルアルだと思います。

しかし、オールマイティでなくても前進できる体制を作るべきですし、次期経営者が経営だけに専念できる体制をつくらなければなりません。
そのために、人材(人財)の確保、及び人材育成に力を入れて組織力を強化する必要があります。

世のため人のために頑張れる人大募集!
世のため人のために頑張れる人に入社いただき、将来の経営陣候補を育てて行きたく新卒を積極的に募集します。
大卒、専門卒、高卒、第2新卒でも、中途採用でも構いません。
適材適所、各人に適切なポジションをご提案します。

新しい部署もどんどん創設予定ですのでリーダーも育てるためにも新入社員を募集します。

世のため人のために頑張れる人、大きな仕事をやり遂げたい方にとてもやりがいを感じていただける会社です。
ご興味をいただけた方は是非ご連絡ください。



リクナビ新卒では、会社説明会の日程と申込ができます。