木材を数百年、数千年と守り続けるホウ酸の力で、
今度はあなたの肌にも。
耐久性No.1
虫も寄ってきません!!!
近年、地球温暖化の影響により、シロアリの活動時期が長くなり、被害件数が増加傾向にあることをご存じでしょうか?
特に問題となっているのが、外来種のシロアリによる深刻な被害です。
国内では「アメリカカンザイシロアリ」などの外来種が徐々に広がりを見せており、その対策が急務となっています。
また、住宅の性能面では、省エネ・断熱・気密といった機能を高めた高性能住宅が増えてきました。
しかし、ここで見過ごせないのが「シロアリ対策に使われる薬剤との相性」です。
従来の農薬系殺虫剤は揮発性が高く、長期間にわたり室内空気を汚染してしまうリスクがあります。
特に気密性の高い住宅では、薬剤が室内にこもりやすくなり、結果として住む人の健康被害につながるケースも報告されています。
本来こうした農薬系の薬剤は、「スキマだらけ」といわれるような昔の在来木造住宅のように通気性のある環境下でこそ、安全に使用できたものです。
つまり、現代の高気密住宅にはそもそも適していない方法なのです。
そこで注目されているのが「ホウ酸処理」です。
ホウ酸は自然由来の無機物で、揮発しないため室内の空気を汚すことがありません。
また、シロアリや木材腐朽菌にはしっかりと効果を発揮しながらも、人やペットには高い安全性を誇ります。
さらに、再処理が不要なため、長期的に見ても経済的な防蟻・防腐対策です。
いま住宅業界に求められているのは、「昔ながらの薬剤」に頼るのではなく、住まい手の健康と安心を第一に考えた施工への転換です。
高性能住宅が当たり前になりつつある今だからこそ、お施主様のためにも、シロアリ対策は早期にホウ酸処理へとシフトすべき時代が来ているのではないでしょうか。
「見えないところに、本当の価値がある」住宅性能の話
前編はこちら
ホウ酸処理が支持される理由
“再処理不要”かつ“安全”という住宅に適した特性
前編では、日本の農薬処理が抱える根本的な課題についてご紹介しました。
後編では、それと対照的に、なぜホウ酸処理が世界中で支持されているのかについてお伝えします。
ホウ酸は、農薬と違って再処理の必要がなく、長期間にわたり安定した効果を発揮します。
それだけでなく、住まいの寿命を延ばし、住む人の健康や安心を守るという点でも非常に優れた特徴を持っています。
ホウ酸は無機物であり、揮発・分解の心配がありません。
空気や光、温度の影響を受けず、処理した木材表面に安定して残留し続けるため、長期的に効果が持続します。
処理方法は主に噴霧処理で行われます。
木材の深部まで含浸させるものではありませんが、木材表層にしっかりと留まることで、処理後も長く家を守り続けてくれるのがホウ酸の強みです。
シロアリ対策と並んで大切なのが、「木材腐朽」の防止です。
とくに浴室や洗面脱衣室、床下など湿気のたまりやすい場所では、木材腐朽菌による劣化が深刻な問題となります。
ホウ酸は、木材を分解する菌類の活動も抑える性質を持っているため、シロアリ+腐朽の両方に対してアプローチできる、非常に合理的な木材保護剤です。
ホウ酸は、実は目薬や洗眼液、食品添加物などにも使われている物質です。
人間や哺乳類に対する毒性が非常に低く、シックハウス症候群や化学物質過敏症が心配されるご家庭でも安心です。
また、揮発しないため、室内空気に薬剤成分が拡散する心配もありません。
小さな子どもやペットがいるご家庭には、とても相性の良い防腐防蟻処理です。
地震大国である日本。
いくら耐震設計をしても、柱や土台がシロアリや腐朽で弱っていれば、建物の強さは半減します。
実際、過去の大地震では「構造的には倒れないはずだった家が、シロアリ被害によって倒壊した」という例も確認されています。
つまりホウ酸処理は、単なる防虫対策ではなく、「構造の安全を守る処置」なのです。
家族の命を守るために、見えない部分にこそ“本物の備え”をしておく。
それが、ホウ酸処理という選択の本質です。
「慣れている方法」が「正しい方法」とは限りません。
現在、多くの建築会社では、付き合いのあるシロアリ業者にシロアリ対策を一任しているケースが大半です。
そしてその業者が農薬系処理を採用しているなら、それをそのまま使っている。。。それが“業界の慣習”です。
でも、その処理方法が長期的に本当にお施主様のためになっているのか?
建てた家が20年、30年経っても価値を保ち続けられるのか?
建築会社として、一度立ち止まって考えてみる価値はあるはずです。
ホウ酸処理は、まだ日本では「新しい考え方」として扱われがちです。
しかし、住宅の長寿命化や、災害対策、健康配慮といったこれからの住宅に求められる要素を考えたとき、明らかに農薬系処理とは一線を画す“正しい選択肢”です。
単に農薬に疑問を投げかけるのではなく、「こういう方法もありますよ」と正しく伝えられる会社こそが、信頼される建築会社です。
ホウ酸処理は再処理不要。木材を長く守る。
腐朽菌も防ぎ、構造の耐久性を高める。
揮発せず、家族の健康に配慮できる。
地震被害から命を守る“構造安全対策”にもなる。
「どっちもどっち」に見えて、実はそうではありません。
ホウ酸処理は、世界ではすでに当たり前の常識であり、
それを知らずに過ごすことの方が、むしろリスクです。
もし「もっと詳しく知りたい」「導入を検討したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
家を長持ちさせたい、健康に暮らしたい、災害に強い家をつくりたい!!
そんな建築会社さま・施主さまのお役に立てるよう、私たちは全力でサポートいたします。
家を建てる際、「シロアリ対策として防腐防蟻処理をしましょう」と言って農薬系合成殺虫剤を塗る行為は、日本ではごく一般的です。
でもその一方で、「ホウ酸処理の方が安全で効果的」という話も聞いたことがあるかもしれません。
シロアリ業者は農薬処理が正しいと言い、ホウ酸専門業者はホウ酸処理が正しいと言う。
建築会社や施主からすれば、まるで意見が対立しているように見え、
「どっちもどっちじゃないの?」と感じてしまうことも多いでしょう。
しかし、これは意見の違いではなく、情報の非対称による認識のズレです。
そしてこのズレを放置すると——
命や暮らし、そして建物の寿命にまで影響を与えかねません。
世界の住宅業界では、シロアリ対策にホウ酸処理が常識です。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ諸国など、木造住宅の多い国々では、構造材をホウ酸で処理することが基本中の基本。
これは、「農薬からホウ酸に切り替えた」のではありません。
最初から、安全で持続性のあるホウ酸処理を使っているのです。
なぜなら、ホウ酸には以下のような合理的な特徴があるからです。
揮発しない(空気中に出てこない)
時間が経っても効果が落ちない
木材に安定して残留する
無機物で安全性が高い
それに対して、
農薬を使って5年ごとに再処理するという日本の方式は、世界的には極めて特殊です。
日本で主に使われている農薬系合成殺虫剤によるシロアリ対策は、ネオニコチノイド系およびピレスロイド系の殺虫成分を使用したものでいずれも農薬登録をされているものです。
これらの薬剤は、即効性に優れている反面、次のような課題を抱えています。
■効果が長続きしない
これらの成分は有機化合物であり、時間とともに揮発や分解を起こす性質があります。
そのため、処理後も効果がずっと続くわけではなく、定期的な再処理が前提になっています。
■ 木材の内部まで届かない
農薬処理は木材表面に付着させるものであり、木の中にまで届きません。
表面が摩耗したりカットされたりすると、その部分からシロアリ被害が再発するリスクが高まります。
■ 繰り返すメンテナンスコスト
「5年ごとに再処理してください」とよく言われますが、これはつまり、住んでいる限り永遠にメンテナンス費用が発生するということです。
■ 人や環境への影響も懸念
ネオニコチノイド系は昆虫の神経系に作用することから、ミツバチの大量死や農作物への影響が世界的に問題視されています。
2025年4月以降、省エネ基準の義務化により、日本の住宅はますます高気密化・高断熱化が進んでいきます。
これは住環境の快適性を向上させる一方で、「建材に使う薬剤の安全性」がこれまで以上に重要になるということを意味します。
しかし、ここに大きな落とし穴があるのです。
現在、多くのシロアリ防除業者は「農薬系の殺虫剤こそが標準的で効果的」という認識を持っています。
防腐防蟻剤とも言って使用していますが実態は「農薬登録をされた殺虫剤」を使っています。
しかも、その薬剤が人体や環境にとっても“安心”だと本気で信じており、工務店に対してもそのまま「大丈夫です」と説明してしまっているのが実情です。
そして、多くの工務店は、その言葉をそのまま信じてしまっているのです。
つまり
工務店がいくら誠実でも、「間違った薬剤選び」に気づけないという、構造的な問題が住宅業界には存在しています。
国が明確に「どの薬剤が安全で、どれが危険なのか」を明示してくれれば、このような混乱は起きません。
しかし現実には、薬剤の選定や運用についての判断は現場任せです。
その結果、シロアリ防除業者や建築会社の意識の高さ・低さによって、住宅の寿命に大きな差が出るという、非常に残念な状況が生まれています。
一方で、農薬系の殺虫剤を使われてしまったマイホームはどうなるでしょうか?
揮発や分解で効果がすぐに薄れる
換気の悪い高気密住宅では成分が室内に滞留するリスク
結果的に、数年後には防蟻効果が失われ、腐れやシロアリ被害に直結
つまり、高耐久化とは真逆の結果を招く恐れがあるのです。
これからの時代、住宅の耐久性を決めるのは構造計算や断熱性能だけではありません。
防腐防蟻処理をどう選ぶか、その薬剤にどんな意識を持っているかが、家の寿命を大きく左右します。
あなたの大切なマイホームが、10年で劣化するのか、100年安心して暮らせるのか。
それは「どんな処理を、誰が、どう行ったか」にかかっています。