日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2017/05/31

アメリカカンザイシロアリの脅威。僕の知る限り大手ハウスメーカーさんはどこもやっていません。

アメリカカンザイシロアリファミリー
アメリカカンザイシロアリ対策をしていますか?
対策を怠ると、取り返しのつかないことになりかねません。
僕の知る限り、大手ハウスメーカーさんはどこもやっていません。
お施主様が、アメリカカンザイシロアリ対策をするべきだと、ホウ酸コーティングの全構造材処理を希望しても、何らかの理由をつけて却下されることが多いようです。

そういう面では、地域密着で柔軟に対応できる工務店さんのほうが、顧客目線で良いと思います。

そもそも、アメリカカンザイシロアリの恐怖を知らなさすぎる。
シロアリ防除業社さんのほとんどは、駆除が難しいという理由で駆除依頼をお断りするほどです。
被害にあった建物所有者に「御愁傷様です。」と心のない言葉を発する業者もいるほどです。
それでも一部のシロアリ防除業社は、駆除工事を受け、合成殺虫剤を中途半端に処理をして多額な請求を起こすも、間違いなく再発をしてしまうのがアメリカカンザイシロアリの被害です。
再発するのに多額な請求を起こすのは、いかがなものか。。。
その会社さんの名前は伏せておきますが、今の合成殺虫剤は「飲んでも安心だ!」と言い切る心無い営業マンをかかえています。

前置きが長くなりましたが、アメリカカンザイシロアリは、乾いた木材に取り付きます。
地面に依存しないため建物の小屋裏や壁内等、人の手が届かない場所、人の目が届かないところで繁殖を繰り返す外来種です。


部分的に合成殺虫剤を処理しても、処理できなかった部位にいたアメリカカンザイが繁殖を繰り返します。
合成殺虫剤の半減期は環境にもよりますが調べると数週間〜数ヶ月だったりしますので、殺虫効果はどんどん弱まっていき、1〜2年後には繁殖を繰り返していた残党が合成殺虫剤処理をした部位に戻ってきてしまいます。
つまり、合成殺虫剤処理はアメリカカンザイシロアリ対策にはなりませんし駆除もできません。


一方、ホウ酸コーティングは、アメリカカンザイシロアリ対策及び駆除には最適です。
無機質であるホウ酸は、処理された木部で効果を発揮し続けます。
無機物は、ガラスもそうですが100年でも1000年でもずっとそのままの形を保ち続けます。つまり木材に残り続けるホウ酸は、いつまでもアメリカカンザイシロアリの生息を許しません。
アメリカカンザイシロアリが、関東で広がっています。
また、家具に取り付いてしまうため、家具で流通し、全国へ飛び火しています。
米軍基地周辺も被害が広がっています。
その周辺のリサイクルショップから売られた輸入家具は、周辺のお宅へと飛び火していきます。
もしお隣さんが、そんな家具を購入したとしたならば、お隣さんからお隣さんへ被害が拡大していきます。
新築時に全構造材を処理しておかないと、きっといつの日か怖い目にあうのではないかと思いますが、皆様はどう思われますか?



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