日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2021/12/29

シロアリ対策を真剣に考えると見えてくる日本のシロアリ対策の中途半端な実情



シロアリや腐れによる木材劣化を予防しなければならないのが木造建築です。
そのため、多くのシロアリ防除業者がオレンジ色の防腐防蟻剤を塗り、対策をします。

しかし、下の画像を見ると外壁はオレンジ色に塗られていますが、内壁は何も塗られていません。
まるで、シロアリは外壁以外は食べませんと言っているようです。


シロアリは、床組も食害します。
内壁も食害します。
外壁だけ塗っておくだけの業者が実に多い現実。
そもそも、オレンジ色の防腐防蟻剤は、農薬(合成殺虫剤)です。
農薬の効果はアッという間になくなりますから、時間の経過でシロアリリスクがドンドン上がります。
つまり再処理を前提にしたシロアリ対策、腐れ対策なのに、そもそも再処理できる箇所は床下から見える部分だけであって壁内など解体しない限り再処理は出来ません。
実に中途半端でいい加減なシロアリ対策、腐れ対策ということが出来ます。

これが、シロアリ対策を真剣に考えると見えてくる日本のシロアリ対策の中途半端な実情です。

実は世界中で行われているシロアリ対策はホウ酸処理です。
ホウ酸は、無機鉱物なので劣化しません。効果もなくなりません。
揮発するようなものはありません。
つまり、木造建築の構造材に一度だけ処理すれば永久的に効果を持続し続けます。

詳細はこの動画で解説しています。
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2 件のコメント:

  1. 建物が完成後、雨漏りや結露による構造材が濡れた場合は、どうなるのでしょうか?小屋裏にもホウ酸処理をしていても、結露でどのくらいの時間以上濡れた状態が続けば効果は落ちるのでしょうか?

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  2. コメントに気が付かず返信が遅れました。申し訳ありません。
    ホウ酸は水溶性ですので結露等で溶脱する可能性があります。
    結露水が、流れたならばホウ酸の溶脱につながります。この溶脱が長く続くと、その分ホウ酸が減っていくと考えられます。
    結露水が流れずに乾いくのであれば、ホウ酸も溶脱せずその木材に留まります。

    ですので、流れるような結露が無いように建築会社にしっかり計画してもらう必要があります。

    なお、余談ですが、合成殺虫剤と違い、時間の経過でなくなるようなことはありません。
    以上です。

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