日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2021/08/13

他社ホウ素系認定薬剤とボロンdeガードを比べるときのアドバイス

ひさしぶりに言われました。
「他社ホウ素系認定薬剤を販売している会社さんと競合したいと思います」と。

話を聞きますと、ホウ素系認定薬剤を購入した人が施工をしてくれるとのことでしたので、その人と弊社ボロンdeガードとの比較ということでした。

そこで、こんなお話をさせていただきました。


【施工回数について】
・他社ホウ素系認定薬剤は低濃度であるため、用法用量は2回塗りが絶対条件です。
・いっぽうボロンdeガードは、高濃度(24%BAE以上)であるため1回塗りで十分です。

 尚、低濃度の基準は20%BAE未満です。

【費用について】
・他社ホウ素系認定薬剤は、2回施工が必要であるため工事工程が最低でも2日必要となり、人工が2日分、材料も2回分、交通費や諸経費も2日分となり、全てにおいて費用が倍になります。
・いっぽうボロンdeガードは、1回施工で十分ですので原価が安い分、お施主様に費用面や作業の精度面で還元できます。

【保証について】
・他社ホウ素系に認定薬剤は、材料販売ですので保証内容については限界があります。
(材料を買った人が個人的に保証することはないからです。)
・いっぽうボロンdeガードは、責任施工ですのでシロアリ保証については充実しています。また、1次防蟻(シロアリ侵入経路遮断処理)まで施して、2重、3重の対策を施します。


その他、比較することは色々とありますけども、競合される際は以下事項を確認するように申し上げました。

他社さんは薬剤の用法用量を守っての見積もりですか?
 (ちゃんと2日に分けて同じ部位を2度塗りするかどうか)
薬剤の温度管理をどうされていますか?
施工する部材は全部ですか?一部だけですか?

と。

2回施工が必要なのに、1回施工で済ませる素人が多いです。
ホウ酸は温度の管理をしなければなりませんので取り扱いが難しい薬剤ですが、この温度と濃度の関係を説明できない人は素人です。
(みせかけのプロでは、いつか淘汰されるだけなのに・・・)
材料代をカットするために床合板は施工しないとか、外周部しかやりませんなど、悪意のある人もいます。
(ボロンdeガードに対抗するには費用面で勝負するしか無いのでしょうが、用法用量を守らないで勝負するとか、説明なしに施工範囲狭めるとかは許せない行為だと思います。)

どちらにしても、本物を見抜く目を持ってホウ酸処理をご検討いただければと思います。
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