日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2025/04/15

ホウ酸処理と殺虫剤処理の使い分けを

ホウ酸処理は「防腐・防蟻」において圧倒的に優れています。ただし、雨養生で弱点を克服する必要があります。

いっぽうシロアリが発生してしまったときの「駆除」を行うためには殺虫剤が圧倒的に優れています。
しかし、時間の経過で効果はゼロになるため一時的な使用に限定されます。

どちらも適材適所、そして用法用量を理解した人が行う必要があります。


マイホームを長く守るなら、ホウ酸が圧倒的に優れている

ホウ酸は、木材に浸透して留まり続け、揮発や分解もしないため、何十年も効果が続くのが大きな特長です。
これにより、シロアリや木材腐朽菌からマイホームをしっかり守ることができます。

さらに、再処理の必要がないため、経済的な負担も軽減されます。
殺虫剤のように数年ごとの再施工が不要なので、安心して住み続けられる土台が一度の処理でできあがるのです。

そしてもう一つ大きなポイントが、人やペットへの安全性が極めて高いということ。家族が毎日暮らすマイホームだからこそ、こうした“見えない安心”がとても大切です。


唯一の注意点「水に溶けやすい性質」
 でもご安心ください!!

ホウ酸は水に溶けやすいという性質があります。
つまり、施工直後に雨にさらされると流れ出てしまう可能性があるのです。これが、ホウ酸処理の“唯一の弱点”です。

ただし、この点もご安心ください。私たちはこの性質を理解したうえで、雨養生を徹底することを全国共通のマニュアルで標準化しています。

処理後すぐに防水措置を講じる、天候を考慮してスケジュールを調整するなど、マイホームの性能を損なわないための丁寧な配慮を行っています。
つまり、雨養生さえ確実に行えば、ホウ酸処理には実質的な弱点はありません。



駆除においては、殺虫剤の即効性が優れている

ここで、正直にお伝えしておきたい点があります。すでにシロアリ被害が出てしまっている場合の「駆除」に関しては、殺虫能力が強力な殺虫剤の方が効果的です。

ただし、効果は持続しないため予防には不向きです。

ホウ酸は揮発等がないためいつまでも木材に残り続けることから長期的な予防に優れた方法です。

ようは、駆除は殺虫剤を、予防はホウ酸を使用するのが理にかなっています。


まとめ:マイホームで安心して暮らし続けるために、ホウ酸処理という選択肢を

  • 防腐・防蟻の効果が非常に長く続くのはホウ酸処理

  • 施工後の雨対策(雨養生)を徹底すれば、ホウ酸はもはや非の打ちどころなし

  • 駆除が必要な場合は、緊急性を要しているため殺虫剤の即効性が求められます。

つまり、これからマイホームで安心して暮らし続けるための防蟻・防腐対策としては、ホウ酸処理がもっとも合理的で安心できる選択肢であり、万が一の場合は殺虫剤の出番となります。

私たちは「住まい手の健康」と「マイホームの長寿命化」の両立を目指し、丁寧で確実なホウ酸処理を全国でご提供しています。
“住まいを守る”ではなく、“暮らしを守る”
そんな視点で、あなたのマイホームを守るお手伝いをさせてください。

正しいホウ酸処理、シロアリ対策は
ボロンdeガード施工代理店にご相談ください



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