2024/07/08
ChatGPTに、フォーリンラブハジメや浅葉健介、犀川泰弘を聞いてみた
2024/07/07
(残念な話)世界に逆行する日本のシロアリ対策
世界中でホウ酸処理が一般常識
ホウ酸処理は、建築物の高耐久化を図るために有効な手段として、世界中で広く認知されています。
ホウ酸は、木材の腐れやシロアリによる被害を防ぐために使用されており、その効果は長期的な耐久性向上に寄与します。
日本だけは・・・農薬処理
しかし、日本においてはこのホウ酸処理がまだまだ普及の段階にあり、現在、主に行われているのはシロアリ事業者による農薬系殺虫剤の処理です。いわゆるシロアリ対策です。
このシロアリ対策で使用される農薬系殺虫剤は一定の効果はありますが、効果の半減期は数日から数十日しかなく、ホウ酸に比べて持続性や環境への影響という面でものすごく劣っています。
(そもそも求める家の健康寿命と比較して数十日で効果が半分なんて誰も納得してくれないと思います)
ホウ酸処理と農薬処理の違いは明確
ホウ酸処理の利点としては、以下の点が挙げられます:- 持続性: ホウ酸は揮発しないため、効果が長期間持続します。
- 安全性: ホウ酸は人間やペットに対する安全性が高いです。
- 住まい手への影響: ホウ酸は環境中で安定しています。(分解はされないですし空気に溶け込むこともありません)
これに対し、農薬系殺虫剤は定期的な再処理が必要で不経済であり、使用にあたっては安全管理が重要となります。
- 持続性: ありません
- 安全性: 危険です。(農薬ですから)
- 住まい手への影響: 危険です。(農薬です)
住まい手への健康被害はどう対策したとしても逃れられません。
床下に散布した薬剤は揮発し室内に上がり、呼吸を通して摂取してしまうためです。
更にはこの農薬系殺虫剤は、生態系を破壊するとして世界中で使用規制、使用禁止令がでています。これを床下で定期的に散布し続けないとシロアリに食われるって言われるのが日本の建築です。
(日本では規制緩和をして世界の在庫処理をさせられていると聞いたことがあります)
農薬としての本来の使用用途においても、シロアリ対策としての使用用途においても、世界に逆行している国となってしまったのが日本です。
残念でなりません。
今後のホウ酸処理に期待してください
2025年に建築物省エネ法改正が決まっています。
既にホウ酸処理への移行が始まっていますし、問い合わせも多数いただいています。
このまま、より多くの建築物で採用されるようになれば、日本のマイホームはメンテナンスを中心とした維持管理が当たり前になることは間違いありません。
早くそうなってほしいものです。
マイホームを住み続けながら価値を上げていけるような、資産として認めてもらえるような世の中にしていくためには、ホウ酸処理が絶対条件になります。
劣化対策の基本中の基本だからです。
だからこそ今、ホウ酸処理の効果や安全性に関する情報を広く伝え、適切な施工方法を普及させることが重要だと考えています。
食の安全と住の安全
人々の健康に関わる農薬問題
まさか、住宅にも使われているこの問題
動画にまとめています
↓ ↓ ↓
2024/07/02
長寿命化と快適性を追求する「ロングライフハウスウェビナー」
長寿命化と快適性を追求する「ロングライフハウスウェビナー」シリーズ。
これまで多くのメディアと専門家が熱い議論を繰り広げてきたこの人気ウェビナーが、再び開催されます。
今回のテーマは、「石川木造応急仮設住宅に学ぶ断熱」。
ウェビナーのハイライト:
頻発する震災と仮設住宅の現状
近年、多発する大地震により、多くの人々が長期間仮設住宅で生活を余儀なくされています。しかし、その住環境は劣悪な断熱性能や防音性能に悩まされ、健康問題も無視できません。次世代建築へのヒント
仮設住宅の断熱技術から学び、持続可能な住宅設計の未来を探ります。次世代の建築にはどんなヒントが隠されているのか、最先端の知見が明らかになります。バトルトークで深堀り
メディアと専門家が直接対決し、仮設住宅の問題点と未来への可能性を徹底的に議論します。この白熱したバトルトークは見逃せません。
ウェビナー詳細:
- 日時: 2024年7月12日(金) 15:00 ~ 約120分間
- 参加費: 無料
- ゲストスピーカー: 株式会社デコス 取締役 田所憲一
- コーディネーター: ライター・編集者 大菅力
2024/07/01
関西のホウ酸係 玄関に水を撒いてはいけませんよを解説してくれています。
玄関の範囲は床下がなく、メンテンスができない危険地帯であり、かつ、タイル張りの下はモルタル、土間、土壌が一般的で、シロアリが容易に侵入してこれてしまう危険地帯です。