日本ボレイト犀川泰光 プロフィール

2024/09/20

アメリカカンザイシロアリについて

アメリカカンザイシロアリについて

アメリカカンザイシロアリは、北アメリカ原産の外来種のシロアリで、特に乾燥した木材に生息する乾材シロアリの一種です。
日本では外来種として確認されており、木造建築物に被害をもたらしています。


アメリカカンザイシロアリは乾燥した木材の中に巣を作ります。この特性が他のシロアリと異なり屋根裏であっても乾燥材に含まれるほんのわずかな水分だけで活動できることからマイホームの構造材に繁殖します。

他のシロアリのように土壌に巣を作らず、建物の内部の木材や家具に直接巣を作るため、木材の内部を食べ、建築物に大きな損傷を与えます。また、木材の表面は食べないため見た目では気付きにくく、被害が拡大していきます。


日本国内での被害は増加傾向にあります。
乾燥した木材を好み乾燥材の中でひっそり繁殖を繰り返すシロアリで、マイホームのみならず木製品はすべて巣の対象になるため日本各地の木造建築物や家具への被害報告があります。

米軍基地やその施設周辺。また、港町の周辺での被害が拡大しています。また、引っ越し等により被害家具と一緒にアメリカカンザイシロアリは飛び火するため、その引っ越し先で被害をさらに拡大させていきます。

防除方法:
アメリカカンザイシロアリの侵入を防ぐには、マイホームの構造材に高濃度のホウ酸処理を施し、かつ定期的に点検メンテナンスを行うことが重要です。
また、すでに被害が発生している場合、合成殺虫剤での駆除をイメージされる方も多いと思いますが、アメリカカンザイシロアリの被害を止めるためには永続的に効果を発揮し続ける
ホウ酸処理がとても重要で、ホウ酸の在型を適宜使い分け駆除を行いながら予防工事も行います。

日本国内でのアメリカカンザイシロアリの広がりを防ぐため、早期発見と適切な防除工事が重要ですので、詳しくはお問い合わせください。

アメリカカンザイシロアリの被害

木の色をした何かがところどころ溜まっています。
これは、アメリカカンザイシロアリがコロニー(巣)から糞を出してきている状態です。
これが発見のサインです。

そして、糞粒を出してきている部位はコロニー(巣)になっているためスカスカになっていきます。

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上の写真の角の部分に糞粒が溜まっています。
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この糞粒は、梁が食べられた分、糞粒に姿を変えコロニーから排出されたものです。
このようにスカスカになっていくのですが、これが家全体に広がっていくので対策が必要になるのですが、その対策には、防腐防蟻効果がいつまでも持続するホウ酸処理しかありません。

アメリカカンザイシロアリの広がり方
羽アリがご近所へ飛んでいき換気口や通気層などいたるところから侵入し、生息域を拡大していきます。


動画でもどうぞ
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アメリカカンザイシロアリにお困りの方、詳しく知りたい方は日本ボレイトにお問い合わせください。


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